声変わり

声変わりが起こるのはのど仏が形成され、声帯が厚くなるため

 

高いボーイソプラノで可愛かった男の子たちの声は、11歳から14歳くらいになると声変わりして低くなってしまいます。1オクターブほども声が下がってしまうためウィーン少年合唱団では退団しなければならなくなります。

 

声変わりが起こる理由ですが、喉仏ができること・声帯が厚く長くなることが関係します。

 

声帯が長くなると振動が少なくなるので声が低くなりますし、厚みが増すと声質にも変化が起こり、安定感のある太い声になるのです。ギターなどの弦楽器も同じ仕組みで音の高低などが行なわれます。女性は男性と違って声帯が薄いため、か弱い声になりやすいのです。

 

これらの変化は第二次性徴といいます。身体が大人の身体に変化していくのです。安定感のある太い声になっていきます。これは性的アピールのためと言われています。低いどっしりとした声は男らしさの象徴なのです。

 

とはいえ、女性の中にも成長期に若干の声変わりをする人もおり、周りが気づかない程度の音程の変化をする方もいます。

 

ただ、声変わりは突然に起こるわけではありません。

 

少しずつ喉が成長するのに伴って、違和感を感じるようになります。声が裏返ってしまったり、声が擦れたり、喉が痛んだり、こういった変化は声変わりの途中段階ということで、順調に成長している証拠なのです。

 

特に気にする必要はないのですが、筋肉が傷つきやすい時期といわれているので、大声を出したり何時間も歌ったりといった喉に負担をかけるようなことは避けるようにしましょう。

 

女性に比べて変化が大きいため大変でしょうが、男らしい声になるための準備段階であるということを受け止めて、無理をせず、ゆっくりと成長していくようにしましょう。